DAIWA

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SPECIAL TALK

DX競争優位推進ラボ

~モビリティデータを活用したDX新潮流~


■Vol.3■

AIが変えるタクシー業界の未来と大和自動車交通の在り方

~挑戦者魂を失わず、ステークホルダーへの説明責任も果たす~

奥田)今後、会社としてAIにどんなことを期待していますか?

小山)AIが学習して進化をしていくということを期待しています。我々タクシー事業者にとっては、 AIが賢くなることで実車する時間が増えてくる、それに伴い労働時間が短縮する。さらに、タク シー会社は歩合給ですが、今後若い転職を考えている人にAIタクシーのドライバーになっていただいて、歩合給から固定給にするとかが可能になってくる。また、最終的には空車の時間が短くなることによって燃料費削減にもなりますし、タクシー会社で実現できるカーボンニュートラルにもなると考えています。

奥田)AIが進化していくことによってタクシー業界にもまだまだ進化が見込めますね。 最後に、会社としての今後の目標はありますか? 

小山)我々は上場していますので、短期、中期、長期計画をしっかり立てて実行に移す企業で す。新年度を迎えて4月以降の中期・長期計画、これもステークホルダー、メインバンクにも説明 して3年後、5年後の大和がどうなっているか、どういうことをやっていくのかということを公表しているところです。タクシーに関しましては、大和1社で進めていくものもあれば、先ほど申し上げた 通り、資本金も出してS.RIDEの枠組みの中で進めていくものと、AIのワーキング、広告のワーキ ング、タブレットのワーキング、マーケティングのワーキングと毎週メンバーが決まって議論して新 しいビジネスモデルを作っていますので、大和としては大和1社で進めるものと共に枠の中でやるものと、とにかくどちらにしてもチャレンジ精神を持って進めて行きたいと思っています。

奥田)数々のチャレンジ、本当に楽しく聞かせていただきました。本日はどうもありがとうございま した。 

いかがでしたでしょうか?「AI+タクシー」―こうした新規のデジタルプロダクトは、導入はされても継続は難しいのが現状ではないでしょうか。しかし、大和自動車交通は、機能ごとに売上効果を見極め、利用者セグメントごとの効果測定と要因分析を続けることで、ソニーグループの協力のもと、今後もDX時代を見据えた新たなビジネスモデルとして確立できるよう努めてまいります。

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最後までご覧いただきありがとうございました。


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