タクシードライバー求人の給与形態は?祝い金はある?

タクシードライバーはずばりどのくらいのお給料を稼げるのでしょうか? 「仕事が大変なわりにお給料は少ないんじゃないの?」「入社したばかりではあまり稼げないのでは?」と心配な人もいるのでは?

 

ここでは、タクシードライバーの求人の給与形態について細かく見ていきましょう。また管理職や英語での対応など、高収入につながる+αのスキルについても詳しく解説します。

 

祝い金も支給!基本給+歩合給+賞与で高収入も実現!

タクシー会社のお給料は、基本給と歩合給を合わせたものとなります。これはベテランでも新入社員でも同じです。一例としては、基本給18万円+歩合給となり、さらに年に2~3回の賞与が加わります。自分の業績次第で歩合給をいくらでも伸ばせることが、タクシードライバーの最大のメリットです。始めて2年目で年収600万円以上を達成している人も。もし売上がよくない月でも、基本給は支給されるので安心です。また、基本給は据え置きではなく、昇給もしていきます。

 

未経験では最初から歩合給で稼ぐのは難しいんじゃないの? と思う人もいるでしょう。確かに、タクシードライバーの経験がない状態で入社すると、仕事に慣れるまではなかなか多くのお客さまを獲得できないこともあります。新卒の人はさらに社会人としてのビジネスマナーなど、初めて学ぶことが多く大変かもしれません。しかし、それを考慮して、最初の3ヵ月は月給32万円の保障など、タクシー会社では未経験者でもきちんとした収入を手に入れられる体制を整えています。また、ほとんどのタクシー会社で、入社時の祝い金制度があります。

 

祝い金とは何?どれくらいもらえる?

祝い金とは、入社時に支給される一時金のことです。金額や支払い時期はタクシー会社によって違いますが、例えば大和自動車交通では、事業所配属時に5万円、試用期間が終了して本採用となった場合にさらに5万円の祝い金を支給しています。

 

タクシードライバーを経て運行管理者へ昇格して給与アップも

「運行管理者」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? 運行管理者とは、タクシー業務の根幹を支える管理職のポジションです。歩合制に不安がある人は、運行管理者を目指すことをおすすめします。運行管理者の給与は歩合給ではなく固定給となり、経済的な安定を望む人に向いています。将来的に役員へと昇進していく可能性もつかめるポジションなので、大幅な収入アップも夢ではありません。

 

運行管理者の仕事とは

具体的な運行管理者の仕事内容は、タクシードライバーの勤怠管理、健康管理、事故時の対応、売上の管理など多岐にわたります。デスクワークが苦ではなく、細かなところまで気配りができる人に向いているといえるでしょう。タクシードライバーのように直接接客を行うわけではありませんが、お客さまからの苦情に対応したり、タクシードライバー一人ひとりと向き合ったりするため、コミュニケーション能力が重要です。また、事故が起きた場合は責任を問われるため、冷静な対応をする必要があります。

 

運行管理者になるにはどうすればよい?

運行管理者になるには、国家試験に受からなくてはなりません。受験資格は「試験日の前日までに事業用自動車の運行管理に関する実務を1年以上経験する」または「国土交通大臣認定の講習実施機関で基礎講習を受ける」のいずれかを満たしていることです。30問の筆記試験で、合格点は60%(18問)。合格率は40%以下となっており、やさしい試験ではありません。タクシードライバーを経て運行管理者になる人が多く、実際の乗務員経験があり現場を知っているほうが、知識も身に付きやすいといえるでしょう。

 

英語が話せるタクシードライバーは需要大!

2020年のオリンピックを前に、外国語を使えるタクシードライバーはどんどん需要が高まっています。特に世界で共通語として使われている英語でコミュニケーションがとれれば、お客さまの幅が広がり、仕事が増えるのは間違いありません。

 

海外から日本に来たけれど、日本語が読めず話せない人にとって、移動は大変な苦労を伴います。もし乗ったタクシーでドライバーと英語でコミュニケーションがとれたら、どんなに安心することでしょう。海外から訪れたお客さまにとって、「英語でのコミュニケーション」は最大のおもてなしとなります。

 

大手タクシー会社では、新卒採用の際に語学力がある人材を積極的に採用している会社もあります。「でも、英語はまったくできません……」という人でも大丈夫。だれでも最初から話せるわけではありません。現在では、東京都や東京ハイヤー・タクシー協会を筆頭に、英語で観光案内ができるタクシードライバーを育成する取り組みがスタートし、英会話講習を定期的に開き、英語の勉強をサポートしてくれるタクシー会社も増えてきているようです。

 

タクシー業界は飲食店、警察、公共施設などと比べて、とりわけ英語対応が遅れている業界だといわれます。タクシードライバーは、運転や地理のスキルはみな高水準を保っているので差別化は難しいかもしれません。しかし英語はだれもが話せるわけではありませんから、英語のスキルを持っていることはアドバンテージとなります。社内の制度を利用して自分のスキルを伸ばし、お客さまを増やしていくことが、収入アップにつながる道のひとつといえるでしょう。