新卒や転職でタクシードライバーに向いている人はどんな人?

自己チェックしてみよう!

タクシードライバーになろうと考えている人で「挑戦してみたいけど、自分が向いているのかわからない……」と思っている人は多いのではないでしょうか。タクシードライバーは、一般の会社員とは異なる勤務時間で働き、毎日多くの初対面のお客さまを相手にする職業です。「運転が得意なだけでは成り立たない」「接客の心が大切」とはよく言われますが、実際にどのような人がタクシードライバーに向いているのでしょうか? 現役タクシードライバーの体験談も交えながら、解説していきます。

 

タクシードライバーがこの業界に入った理由とは?

タクシードライバーとなった人のバックグラウンドはさまざまです。新卒で入社した人、他業種から転職した人など、それぞれ積んできた経験は異なります。

新卒でタクシー会社に入社した20代前半の女性は、「車が好きだったこと」がきっかけでタクシードライバーの道を選びました。「若い人をもっとこの業界に増やしたい」と意欲を見せつつ、タクシー会社がこれから生き抜いていくためには「個人の接客スキルを上げること」だと語ります。

同じく新卒で入社した女性は「最初はタクシー業界に入ることは考えていなかったけれど、社員の親しみやすい雰囲気で入社を決めた」と言い、「実際に勤務してみると、休みも多く、給与も同級生より高い」と待遇の良さに驚いたと話しています。

 

一方、ルート営業から転職してきた30代のタクシードライバーの男性は、最初は「運転が好きという単純な動機」で応募したそうです。現在は「なぜタクシー業界が人手不足なのかわからない」と言うほど勤務の内容と体系、収入に満足していると言います。そして稼げないタクシードライバーの特徴として「何も考えずに働いている人、サボっている人」と、向いていない人のタイプも指摘しています。

そのほか、タクシードライバーに転職した人の転職理由は「プライベートを大切にしながら働きたい」「収入を上げたい」「人と接するのが好き」と多岐にわたります。

 

タクシードライバーに向いているのはどんな人?

さまざまなタイプの人がそれぞれの理由でタクシードライバーとして働いていることから、タクシードライバーは多くの人が目指しやすい職業と言えます。とはいえ、「タクシードライバーに向いている人のタイプ」は確かにあります。自分の性格と照らし合わせてチェックしてみましょう。

 

タクシードライバー適正チェック

勤勉である

細かいところに気がつく

地道な性格である

1人で過ごすことが苦ではない

オンとオフの切り替えが上手である

 

あなたはいくつ当てはまりましたか? 1つずつ説明していきます。

 

「勤勉である」ことは「地道な性格である」とつながってきますが、常に学ぶ姿勢であることは大切です。効率の良い仕事の仕方を考える、お客さまが多い場所を把握する、自身の地理知識を高める、など、仕事を続けていれば学ぶことは無限にあります。すべて完璧な人はいませんが、なるべく一歩でも前に進もうとする姿勢が後々大きな違いとなってきます。

 

「細かいところに気がつく」のは、接客の面で重要です。車の清潔さ、お客さまの希望、道路の状況など、細かい変化にすぐに気づき対処する人は、お客様からも評価されるでしょう。

 

「地道なタイプ」である人は、コツコツと実績を積み上げていけます。入社直後からすぐに稼げるようになる人は稀です。未経験ならなおさら、最初はできることをきちんとこなしていくしかありません。しかし地道に努力をした人は、「稼げるドライバー」に仲間入りできる可能性が高まります。

 

「1人で過ごすことが苦ではない」性格だと、勤務中もストレスをためずに働けるでしょう。タクシードライバーは長い勤務時間の多くを1人で過ごす職業です。休憩も1人でとることがほとんどなので、1人で過ごすことがストレスになってしまう人には難しいと言えます。

 

「オンとオフの切り替えが上手である」ことは、タクシードライバーにはとって望ましい要素です。なぜなら、運転には集中力が必要ですが、1日中集中し続けると疲れてしまいますし、ストレスもたまります。体が緊張し健康にもよくありません。運転していないときや休憩時には、きちんとリラックスできることが大切になってきます。オンとオフのメリハリをつけ、集中すべきときにはする、休むときにはきちんと休むこともタクシードライバーの仕事のひとつです。

 

あまり当てはまっていなかった人でも大丈夫!

適正チェックに当てはまる項目が少なかった人も安心してください。これに当てはまらなかったからといって、タクシードライバーに全く向いていないということではありません。努力をしなければ稼げないのは確かですが、先輩にノウハウを聞いたり、勤務に慣れてくることで仕事がしやすくなることも多々あります。タクシードライバーとしての意識をしっかり持ち、誠実に仕事をしていれば、自分なりの仕事の仕方が身についてくるはずです。

 

キャリアアップのためのキーワードは「安全」と「信頼」

上の適正チェックの項目で、共通していることがあります。

それは「安全」と「信頼」です。この2つは、タクシードライバーとしてキャリアを積んでいくために一番大切なことでもあります。

運転のスキルやコミュニケーション能力は確かに大事ですし、高いに越したことはありません。ですが、この「安全」や「信頼」がなくては、どんなにそのほかのスキルが高くても、優良タクシードライバーにはなれません。

人の命を預かると言っても過言ではない職業であるタクシードライバーにとって、「安全」を守ることは第一原則です。安全を守ることは「信頼」につながります。また、清潔感、おもてなしの心、効率的な仕事の仕方がお客さまの信頼を積み重ね、さらに多くのお客さまを集めることにつながるのです。