中途で大手企業に転職は可能?成功するために知るべき3つのコツ

大手企業に勤めていると聞くと、「勝ち組」「高給取り」などのイメージが高く、羨ましさを感じる方も多いはず。新卒で大手に就職ができなかった方のなかには、大手企業という存在に漠然とした憧れをもっている方も多いでしょう。

そんな大手企業に転職したいと考える方のために、大手企業の正社員求人に中途で合格するための3つのコツをご紹介します。これから転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

大手企業の採用状況

大手企業の採用動向も活況

新卒のみならず第二新卒・中途でも憧れる方が多い、大手企業への転職。最近、大手企業の採用はどのような状況になってきているのでしょうか。このところ、日経平均株価が久々に2万円台まで上昇し、景気が上昇していく見込みをもつ方も多くなってきています。

また、日経平均株価の後押しを受けるように中途採用の求人倍率も上昇しており、転職市場は活況とも言える状況になってきました。中途で大手企業への転職を考えている方にとってはラッキーな状況だと言えます。

 

サービス系、大手メーカーの中途求人は多い傾向

中途採用でも転職サイトを見るとわかるように、サービス系や大手メーカーの技術者などは積極的に採用を行っているケースも多いです。

しかし、新卒の採用人数が多い金融・商社・航空会社・鉄道などのインフラ系などの中途採用では、長い実務経験・高いスキルなどを求める傾向も高いため、新卒よりも狭き門になっていることがほとんどです。経験やスキルをもっていない中途人材の場合、大手企業を目指すのはより厳しい道のりとなることでしょう。大手企業の中途採用でも、採用を積極的に行っている企業をしっかり調べて応募することは大切です。

 

新卒・中途変わらず大手求人倍率が高い傾向

新卒の大手神話は有名な話で、終身雇用が行われていた時代から、ずっと安定していて倒産の危険性がない大手が一番人気という状況でした。しかし、最近では大手企業の倒産、リーマンショック、働き方の変遷などにより、会社よりも個人が生き残っていくスキルをもっているかどうかにシフトしてきているため、中小企業への就職を希望する方もいます。

ただ、今もまだ大手を志望する学生が多い状況は変わりません。マイナビの調査でも、新卒の大手志向が高い状況が見て取れます。新卒で中小企業に就職してから次に転職するまでの間に、大手に対する憧れがそう簡単に消えるわけでもないため、中途でも大手志向であることはあまり変わらない可能性が考えられます。中途の年齢になればなおさら、家庭をもっている方も多いのですから、大手で安定して仕事ができる環境を求める傾向も高くなるとも言えるでしょう。

こう見ると、新卒も中途も大手はレッドオーシャン(人気が高く競争が激しい市場)だとわかります。また、新卒から中途にタイミングがずれたことによって、楽に門戸が開かれているわけでもありません。むしろ中途の方が難易度の高い可能性もあると知り、転職活動に挑むことが大切だと忘れないようにしましょう。

 

ほぼ未経験の第二新卒では大手企業への転職は難しい?

業務経験がほぼ未経験に近い第二新卒の方も、中途転職市場にたくさん存在します。そんな第二新卒の方にとって大手企業への転職は難しいのでしょうか。詳しく解説していきます。

 

ほぼ未経験の第二新卒の転職は?

先ほど述べたように新卒に人気の大手企業への転職は、第二新卒にとってさらに難易度が高い転職先と言えます。第二新卒はほぼ未経験で新卒と変わらないキャリアながら、年齢は新卒よりも上ということで不利な状況に置かれているといってよいでしょう。

 

第二新卒の場合の転職成功方法は?

新卒に比べ、不利な状況に置かれているとも言える第二新卒は、あまり多くはない実務経験とポテンシャルをいかにアピールできるかが勝負です。仕事を通じて自分の能力をよく理解し、その企業でどう活かせるのかをアピールすれば、道が開ける可能性が出てきます。

特に総合職よりも技術職志望の方が、その可能性は高くなります。大学でその分野について学んできた場合などは、ポテンシャル採用枠が比較的多い傾向もあるからです。その場合、自分が希望する企業がどれくらいポテンシャルを重視してくれそうかを判断することも大切になってくるでしょう。完全にスキル重視の求人に無理やり応募をするのではなく、ポテンシャルも見てくれる求人のなかから選んで応募する方が、転職の成功率を上げることができます。

 

女性が大手企業に転職することは可能?

大手企業の場合は採用に男女差があるのではと懸念される方もいるかもしれませんが、最近ではそのようなケースは減ってきています。女性が大手企業に転職できる可能性についてご紹介していきます。

 

男性女性問わず求人する企業がほとんど

求人自体は、男性女性問わずに行う企業がほとんどです。これは男女雇用機会均等法によって、性別を理由に募集をすることができないという法律に変わったことが原因です。そのため、求人の文面に男女について書くことはできません。

もちろん女性専用サロンなど業態に性別が関係するものなどは、特別に男女を表記しても問題ありませんが、他の業態であれば性別差を合否の理由にはできません。最近では特に人手不足や働き方改革の影響もあり、優秀な女性の方を獲得したいと考えている企業も多いでしょう。大手企業のように求職者を大勢のなかから選べる企業は、性別・学歴・経験値などを基準とした採用を行うことが可能です。

ただ、本当に男女差なく採用している企業も多くありますし、女性を好む傾向が強い業界もあります。業界や職種では、サービス業界や営業・販売職などが挙げられます。あの有名な乳酸菌飲料の販売や保険外交員あるいは保育士さんなどがイメージしやすいでしょう。このように、女性の方が圧倒的に多い仕事も存在するのです。子育ての本能をもった女性の方が、コミュニケーションに関して共感・察するなどの能力に長けているといわれていますから、体外的な折衝や物事を円滑に進めることなどで活躍できます。特に最近ではサービス業界の雇用が盛り上がっているため、サービス業の大手を目指す女性にとってはよい転職状況と言えるのではないでしょうか。

 

高スキル中途or高ポテンシャル第二新卒の二強

男女差がない業界に入ったとしても、スキルを持った中途か、ポテンシャルの高い第二新卒が求められる原則は変わりません。また、女性は子育て期間に入ってしまうと、転職活動に割ける時間が減る、あるいは転職先に求める条件が厳しくなるため、選択肢の幅が狭まってしまう可能性も高いです。

大手企業への転職を考えているのであれば、ポテンシャル採用をしてもらえる第二新卒期、スキルをもって子どもから手が離れた時期など、条件を狭めずに転職できるタイミングを狙って転職するのがおすすめです。もちろん子育て中の女性活用を打ち出している大手企業など、子育て中の女性もスキルを活かして時短勤務で活躍できる企業もたくさんあります。実際に経験をもった中途採用社員の時短勤務で成功している企業を探す、あるいはポテンシャルの高い第二新卒を求める企業が多くなった時期を狙うなど、世の中の動向を見て、自分が採用されやすくなるタイミングを見計っておきましょう。

 

大手企業に転職成功するためのコツ3つ

ここまで、大手企業の採用状況・男女差の有無などをご紹介してきました。ここからは、大手企業への転職を成功させるために一体どのようなポイントを押さえればよいのか、そのコツ3つをご紹介します。

 

1. 自分が勝ち抜ける企業を探す

まずは、自分の学歴・性別・経験が合格基準を満たしている企業を探すことが最も重要です。大手企業は常に求職者を選べる立場であることが多いため、条件が一番いい人から選んでいくことができます。そのため、基準を満たしていない企業に応募したとしても、通過する可能性は非常に低くなります。

ずっと不合格をもらい続けると精神的に辛くなり、転職活動を続けられなくなってしまう可能性もあります。まずは、自分が勝ち抜ける企業を選んで転職活動をするようにしましょう。このコツをよく把握して、ポテンシャル重視の企業、自分の特性と合致する採用基準を持った企業など、勝ち抜けるところがある企業に向けて転職活動をすることが成功のポイントです。

 

2. あなたを雇うメリットを明確に伝える

転職活動の際に、自分の熱意を伝えることに一生懸命になる方は多いもの。しかし、企業が聞きたいのはあなたの熱意でしょうか? 転職活動をする際は、「企業が聞きたいことと、あなたが伝えているポイントがずれていないか」ということを気にするようにしてみてください。意外と「他の人ではなくあなたを雇うメリット」を伝えられていない人が多いのです。

なぜそうなってしまうかと言えば、ふたつの原因があります。ひとつは企業側の視点で見ていないこと、そしてもう1つは自分の棚卸しができていないこと。明確にこれを伝えられるまで、自分自身のキャリアや経験・知識などを分析し、企業の仕事を研究しましょう。それからあなたを雇うメリットを伝えるようにすれば、企業側も納得できる、説得力のあるアピールができます。

 

3. 活かせるポイントを実務レベルに落として伝える

最後のコツとして、活かせるポイントを実務レベルに落として伝えることが重要です。ポテンシャルをアピールするときは、どうしても抽象的な話になりがちなもの。それを、ひと手間かけて実務レベルに落とすことが重要です。

あなたにそのポテンシャルがあったからといって、本当に志望先企業に役立つかは不明です。まずは「自分の可能性(ポテンシャル)がどんな場面で生きるのか」をイメージできているか、そして企業に伝えることができるかで、大きく評価が変わります。イメージできていれば実際に活躍できる可能性も高いですし、アピールできれば、企業側にもあなたがすぐに業務を担当できるイメージが伝えられるので、一石二鳥の方法です。

 

転職で新たな働き方を手に入れよう

大手企業への転職を目指すコツをご紹介しましたが、今度は転職で新たな働き方を手に入れる方法をご紹介します。

 

性別・学歴・経験が不問の中途求人に応募する

業務内容に関し、性別、学歴、経験などが入社の条件になる大手企業は多いもの。それに立ち向かっていくという選択も自由ですが、転職でそれらが関係しない新たな働き方を手に入れることのもひとつの手です。性別・学歴・経験などにまったく関係なく、正社員になれる可能性があるのが、タクシードライバーです。

 

意外にホワイト勤務のタクシードライバー

先ほど、サービス業界は女性の働き手を求めているとお伝えしましたが、タクシー業界も同じく女性を積極的に採用しています。また、タクシードライバーはハードワークのイメージですが、意外にワークライフバランスが取りやすいホワイトな仕事なのです。タクシードライバーには夜のイメージが強い方も多いでしょうが、実は昼だけの勤務を選ぶことも可能ですし、夜に働いて年収アップを狙うこともできます。

また、夜勤務をした場合は明け番といって丸1日休みをもらえるので、「働いて・休んで」を繰り返す隔日勤務に公休をプラスした働き方が可能なのです。ここにご紹介しただけでも幅広い働き方が選べます。大手企業に転職したいという考えに縛られていると、どうしても学歴や性別、経験値など多くの条件に当てはまることが不可欠になってきます。

しかし、タクシードライバーなど性別・学歴・経験も関係なく積極的に採用してくれる業種や職種を選べば、一切関係なく正社員への道が開かれているのです。「転職後にどんな生活を手に入れたいのか」をよく考えて、自分の希望する働き方を選べば、幸せな働き方ができる企業を選ぶことができるはずです。

 

自分が勝ち抜ける企業を探し、幸せな働き方を手に入れよう!

大手企業のなかにも人気度の違い、業種の違いなどでさまざまな採用基準があるもの。それをよく知って、自分の特徴が活かせる企業を見つけ、転職活動をするのが成功するための一番の近道です。企業に求められていること、その企業に転職したら手に入る生活などを具体的にイメージして、自分に合った幸せな働き方を手に入れましょう。